太陽光発電の設置

ドイツは太陽光発電の設置が多い

2009年までのドイツの太陽光発電システムの累積設置量は日本の3.7倍です。ドイツの設置量が多いのは、太陽光発電などの再生可能エネルギーを源に発電された電力を20年間、高額で買取ることを電力会社に義務つける法律があるためです。

ドイツでは一般家庭が太陽光発電システムを設置すれば利益が上がる仕組みが出来ていますが、この仕組みにより電力会社が支払った金額は電力料金に上乗せされて、国民から広く徴収されます。この方式は他の多くの国でも採用されています。

スペインでは2008年に太陽光発電システムの設置量が大幅に伸びましたが、2009年ではほとんど伸びていません。スペインでは太陽光発電の電力買取り価格が2007年6月に大幅に引き上げられましたが、その後、買取り価格を引き下げたためです。

太陽光発電システムが新規に設置

スペインでは2008年に前年に比べて5倍以上の太陽光発電システムが新規に設置されましたが、このために、電力買取り額が大幅に増加し、電気料金への上乗せ分が大きくなり過ぎました。これにより、買取り価格の低減と総額の上限設定が行われました。

2009年のスペインにおける太陽光発電市場の急激な減少は、太陽光発電モジュールの世界的な供給過剰をもたらし、そのために工場の稼働率は低下し、ダンピングにより製品価格は下落しました。これを「スペインショック」と呼びます。

ドイツの太陽光発電に対する補助金制度は、一般家庭の電力料金の3倍の価格で太陽光発電による電気を電力会社が、20年間、固定的に買い取るシステムです。最初の10年間が投資回収期間、後の10年間が利益回収期間に当てられます。

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